Previous month:
May 2012
Next month:
March 2013

elgato Thunderbolt SSD

仕事でクリーンなOS X環境が必要になることがあるので、“LaCie rugged triple”に環境を構築して、起動ディスクにして使っていました。FW800、FW400、USB2.0とインターフェースもいろいろ使えて、バスパワーで動くのでとても気に入ってました。

DSC_2097LaCie rugged triple

でも、SSDの内蔵ドライブに慣れてしまうと、起動ディスクとして使ったときに、FW800 の遅いインターフェースにはかなりいらいらします。

DSC_2098

新しいOS Xのちょっとした検証作業ならいいのですが、アプリのバグフィックスなどでは、Xcodeのバージョンを変えたくないことも多く、そういうときには古い環境で長時間作業することになるので、内蔵SSD並みの性能が欲しくなります。

DSC_2059elgato Thunderbolt™ SSD

というわけで、MacBook Pro (Retina) といっしょに発表された“Apple Thunderbolt - FireWireアダプタ”を待たずに、Thunderbolt に対応した “elgato Thunderbolt™ SSD” を購入しました。30GB(Lion) + 30GB (Mountain Lion) + 60GB (開発環境)という感じでパーティションを切れれば十分なので、120GBモデルです。

DSC_2099

外観はアルミボディで価格相応に質感が高いです。インターフェースはThunderboltポートがひとつだけで、バスパワーで動きます。ポートがひとつしかないので、デイジーチェーン接続できませんが、MacBook Pro (Retina) ならThunderboltポートが2つあるので、例えば、“Apple Thunderbolt - ギガビット Ethernetアダプタ”と同時に使うことができます。

Thunderbolt 対応製品は大抵そうですが、ケーブルが別売りなので要注意です。Apple純正は長さが2.0mのものしかないので、ポータブルドライブをつなぐには長過ぎます。住友電工の30cmのもので十分でしょう。

DSC_2100

大きさはこんな感じで結構大きいです。重量も意外なことに、LaCie rugged triple (260g) よりも少し重く、270gもあって、鞄にいれて持ち歩くには重いです。あと LaCie rugged triple のようなラバーのプロテクターが無く、落としたらダメージが大きいので、丁寧に扱う必要のある高級機ですね。

肝心のパフォーマンスですが、Lionをインストールして起動ディスクとして使ってみましたが、全くストレスがありません。

elgato Thunderbolt SSD 120GB

読み込みは200GB/sを少し超えるくらいで、Mac Pro (Mid 2010) のSSDと同程度でした。リンク速度は3ギガビットなんだと思います。ただ、書き込み速度はちょっと落ちてしまい、115MB/s。それでもFW800の2倍程度出ているので満足です。

ちなみに、“LaCie rugged triple (500GB, FW800)”の場合はこのくらいです。昔はこれでも速いと思っていたんですが、SSDが相手では、FW800のインターフェースが完全にボトルネックになってしまったようです。

LaCie rugged triple (500GB, FW800)

追記:GoFlex Thunderbolt Adapter に高速なSSDを差せばR/Wともに300MB/sオーバーの世界みたいです。Thunderbolt ってすごいですねぇ。


MacBook Pro with Retina Display におけるアプリの動作

Xcodeさえ使えれば、ほかはあまり気にしないので、気がつくのが遅れましたが、標準と呼ばれるアプリケーションでも、基本的な部分でまだRetinaディスプレイには対応できていないようです。

文字を扱うアプリケーションの画面をデジカメで撮影して並べてみました。

Retina 検証(テキスト)

ツールバーアイコンなどの解像度が足りないのは理解できるんですが、多くのアプリケーションで文字の描画も拡大表示になってしまいます。小さな文字で使うことの多いExcelあたりはかなりきついです。

Retinaに非対応で多くの人が困りそうなのは、Twitter、Pages、Keynote、Numbers、Adobe CS6、Office mac 2011あたりでしょうか。

エディタ系では、僕がよく使うBBEditがアウトでした。Jedit XやiText Pro、Scrivenerでは問題無かったです。ツールバーアイコンはぼけますが、書くだけなら快適です。

OmniGraffle Professionalも文字や図形はちゃんとRetina品質で表示されます。TwitterクライアントのEchofonも大丈夫でした。

Apertureのように完全対応するには、ツールバーアイコンなど、UIに使われているすべての画像で2倍サイズのものを用意する必要があります。アイコンの多いOffice macやCS6では、ものすごく大変な作業になりますね。

ことえりの入力モードアイコン

ちなみに、ことえりの入力モードアイコンは全部PDFです。これなら解像度に依存しなくていいですね。

Untitled

不思議なことに、2006年に発売されたegword Universal 2はちゃんとRetinaディスプレイの性能を引き出していました。僕も送り状などは、今でもegword Universal 2で作っているのでとても助かります。


MacBook Pro with Retina Display を購入

DSC_1901

僕はWWDCに参加せず日本にいます。渡米するのが体力的にしんどいのが一番の理由で、いつも会社のほかのメンバーにお願いしてます。

WWDCに行かないもう一つの理由は、発表された内容に応じて、日本ですぐに動けるようにするためです。例えば新しいiOSへの対応作業に取りかかったり、発売された製品をいち早く入手して、アプリの動作確認をしたりといった作業をするためです。こういうのは、一番コードを書いている僕が対応するのが確実なので、僕はWWDCには行かないで、毎年日本にいることにしています。

さて、日本残留組にとっても楽しみな、深夜のWWDC基調講演なんですが、今回はぐっすり寝てしまい、朝起きて、お宝ブログで内容を確認しました。

とりあえずiOS6はまだ先なのでよしとして、Retina Displayを搭載したMacBook Proは「かわせみ」の動作確認というか、表示確認に必要だろうなぁと思い、家事を済ませてからApple Store銀座まで出かけました。

10時開店の30分前についたんですが、すでに30番目くらいでした。「いまどきノートパソコンを買うのに並ぶことになるなんて!」と思っていると...

Untitled

Apple Storeのスタッフが「Retina Displayを搭載したMacBook Proは入荷が非常に少ないので、今からお並びいただいても購入できないことがあります。」と叫んでます。

「えー!それなら家事なんて放っておいて、もっと早く来れば良かった!」とちょっと焦りながら待っていると、「2.6GHzのUSキーボードモデルは終了しました」とのこと。

「は、はやすぎだろ...神様、2.6GHzのJISキーボードモデルが僕のところまで残っていてくれますように」と早くも自分さえ良ければの神頼みモード。

しばらくしてスタッフが注文を取りにきてくれて、やっと安心できました。

無事に在庫を確保でき、Thunderbolt-Ethernetアダプタも一緒に購入して、10:45頃にお店を出ました。Apple Store 銀座から家までは車で20分くらいなので、11時過ぎには帰って来れたんですが、実は11時からサンフランシスコのメンバーとミーティングの予定だったので、ちょっと遅刻してしまったんです。

それでも新しいマシンでミーティングしようと思い、開始を15分遅らせてもらって、その間に箱から出して起動して、Apple IDを入れてローカルのアカウントを作って、11:15から江東区、豊島区、サンフランシスコの3カ所を結んでミーティングすることができました。

ミーティング

こうやって、箱から出してあっという間に使えるのはすばらしいですね。連絡先やカレンダーも瞬時に同期され、すぐに仕事で使えます。iCloudとMac App Storeのおかげで、古いマシンからの移行はやらなくなりました。アプリも必要になったときにダウンロードしてます。本当に便利な世の中ですね。