WISDOM 2.0 にはバグが残ってしまいました。本当にすみません。
とても初歩的なミス。慢心というやつです。
2人だけでやっている小さな会社ですが、こういうミスがないように割とちゃんと品質を管理してやってきました。でも今回は全データをチェックするという基本をすっかりやらないままにしてしまいました。
10万項目のチェックを人間がやっても見落としがあるだけなので、僕らはいつもプログラムでチェックしてます。これは「単純・確実・一発で落ちる」バグを残さないために、最低限やらなければならいチェックです。
僕らはバグに次のようなランク付けをして管理しています。
- 致命的:クラッシュ、フリーズなどの操作不能になったりデータを失うバグ。
- 重大:仕様通りに動かないバグ。製品コンセプトを台無しにするような問題。
- 軽度:表示不良のようなバグ。
- 改善要求:バグではないけれど、使いにくい、もっとこうした方がよいというもの。
重大バグにある「製品コンセプトを台無しにするような問題」とは、例えば、「軽快に動作!」がもっさりしていたり、「美しいレイアウト!」が美しくなかったり、一応使うことはできるけれど、それじゃぁ詐欺でしょうという問題です。
さらに、再現手順、再現性など様々な情報をデータベースで管理しています。
今回の問題は操作不能になるので「致命的」。さらに、再現が確実で手順もものすごく簡単です。
幸い、リリース直後にユーザの方が掲示板に書き込んでくださったお陰で早く対応することができました。デバッガで動かすと見事な無限ループ。レイアウトするときにフォントの置換をすることがあるんですが、特定の条件で止まらないループになっていました。
単純なバグなので対処には数分しかかかりませんでした。
でも大勢のユーザの方がダウンロードに数分、インストールに数分、全部で数万分=数千時間もロスしてしまうことを考えると、責任は重大です。
最後のチェックをぬかりなくやらねばと肝に銘じました。
